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図書館ではたらく私のささめごと


by straylight

USBメモリに入れて便利なもの vol.1

たまには役に立つことをと思い、USBメモリの便利な利用方法について何回かに分けて書いてみたいと思います。
USBメモリを実際に利用している人は多いと思いますが、たんに記録媒体としてデータを保存する以外にもいろいろな使い方があります。

たとえばインターネットを閲覧したり(ブラウザ)、表計算ソフトを利用したり(オフィスツール)、メールを管理したり(メーラー)、文書を書いたり(テキストエディタ)、そういったことに必要なプログラムをUSBメモリに入れておけば、利用するPCが異なっていても常に同じ環境で作業することが可能です。

学生だったら学校にあるPCを利用する場合、わたしのように仕事上何台かのPCを使う場合などにUSBメモリが1つあればやりたい作業が行なえるというのは非常に便利です。
まず今回は実際にわたしが使っているソフトをご紹介したいと思います。


1. Firefox portable
InternetExplorerと同じくウェブサイトを見るためのもの。公式サイトで拡張機能を探して付け加えていくのが楽しい(笑)。
自分仕様の拡張機能を入れていくととても使い勝手が良くなるけれど、それが面倒という人もいると思う。
PCのスペックを必要とすること、手に入れたら日本語化をしたり(配布されているのは英語版のため)、職場や学校で使うにはプロキシの設定を行なう必要など導入には少々手間取るかも。
いざ使い込んでいくとその機能性にはほれぼれとする。
もっと簡単にということであれば、Portable Sleipnirを使うのも良いと思う。
次回詳しい紹介をします。

< Link >
PortableApps-Mozilla Firefox,Portable Edition- 配布元です。
Kicku's Blog-Firefox Portable 2.0 の日本語化- 日本語化の方法が詳しく書かれています。


2. OpenOffce portable
マイクロソフトのOfficeと互換性に優れた無料のオフィスツールがOpenOffice。
それのポータブルバージョン。
これも使う前に日本語化する必要があり。
以前実家に帰ったときに父のPCで仕事をしようとしたらExcelがインストールされておらず何も出来なかったということがあった。
OpenOffice portableをUSBメモリに入れておけば、どこでもExcel、Wordの作業が可能。
普段使うことはないけれどいざというときに心強い。

< Link >
USBメモリー徹底活用術-OpeOffice.org Portable-に配布先へのリンクも含めて詳しい紹介があります。


3. Kamicopi
タブ方式のテキストエディタ。
内容が自動で保存されるため保存作業が必要がない。
ウェブページを保存できる。
その他使い勝手の良い機能が満載。
どうやらUSBメモリからの使用は不可とアナウンスされている(らしい)けれど、設定をいじくると問題なく使えます(PCによっては制限あり)。
いまは開発途中のために無料提供になっていますが、いずれ有料になるはずです。
次回詳しい紹介をします。
わたしにとっては必須ツール。

< Link >
Kamicopi 配布元です。


4. Foxit Reader
PDFを閲覧するのにAdobe Readerが絶対必要というわけではありません。
Foxit Readerを入れておけば万が一Adobe ReaderのインストールされていないPCでもPDFファイルを閲覧することが可能です。

< Link >
USBメモリー徹底活用術-Foxit Reader-に配布先へのリンクも含めて詳しい紹介があります。


5. Lhaplus
zipやlzh、rarなど圧縮ファイルを解凍するためのツールはいろいろあるけれど使いやすさと機能からLhaplusがいちばん。
USBメモリに入れておくだけですぐに利用できます。

< Link >
窓の杜-Lhaplus- 配布元。


6. ブックススケジューラー
Amazonのデータを利用して、書籍やCD、DVDなどの新刊情報を収集するすぐれもの。
個々のデータを購入予定、保留、既読など振り分けが出来たり、Amazonでのレビューと価格を閲覧できたりするすぐれもの。
新刊情報だけでなく、既刊のデータも収集できるので今後読もうと思っている本、気になる本、シリーズ、出版社、アーティストをすべてここにまとめておけるのがすごく便利。USBメモリ入れておくだけで利用できますが、利用するPCの環境(学内LAN、社内LANの中で利用)によってはプロキシの設定が必要です。
次回詳しい紹介をします。

< Link >
VALHELL SOFT-ブックススケジューラー- 配布元。


7. WinShot
画面キャプチャーソフト。
アクティブなウィンドウだけとか、矩形範囲でキャプチャしたり、プリントスクリーンで印刷したり何かと便利なソフト。
入れておいて損はなし。

< Link >
WinShot 配布元。


8. Data Recovery
間違えて必要なデータを削除してしまったときの回復用そふと。
そういう時ってパニックに陥りがちだからあらかじめUSBメモリに入れておく(苦笑)。
欠点として管理者権限でログインしていないPCでは使えないこと。
そういう時はあわててデータをいじったりしないで、そっとしておいて、自宅で処理をする。
できるだけお世話にはなりたくないソフト……

< Link >
窓の杜-DataRecovery- 配布元。


9. Real sync
USBメモリを使う人にとっては必須! 
これはUSBメモリに入れるのではなく自宅や職場のPCにインストールするもので、USBメモリの中のデータをPCに保存したり、PCに入っているデータを参照して同期するためのソフト。
職場では全く同じデータをPCとUSBメモリに入れておき、作業場所によって使い分けている。
時々同期させてやることで常に最新のデータだけ残るようにしています。
それとは別にこれまで何度もUSBメモリのデータを破損して痛い目にあっているのでデータ保存用のツールとしても役に立ちます。

< Link >
Vector-RealSync- 配布元。


10. schwertkreuz
各種設定データをPC本体に保存するプログラムはUSBメモリから利用できないけれど、これはそうした設定データをPCにではなく、USBメモリに保存するためのツール。
まだ開発途中のため動作しないプログラムが少なからずあるし、動作確認のとれているプログラムの多くはすでにUSBメモリから起動できるバージョンが公開されている。
とりあえずUSBメモリに入れて様子を伺っています(笑)。

< Link >
Schwertkreuz 配布元。


以上実際に使っているものについて簡単に紹介しました。
次回は、この中でも思い入れのある(笑)、Firefox portabel 、Kamicopi、ブックススケジューラーについて詳しく書きたいと思います。
アデュー。
by straylight | 2008-03-18 23:05 | USBメモリ